意味
読み方:ほうけい 対義語:露茎
成人の陰茎の亀頭が包皮に覆われている状態。
解説
包茎は「真性包茎」・「仮性包茎」・「カントン包茎」の3種類に分類される。仮性包茎については日本独自の概念であり、他国では一般的に包茎というと真性包茎のことを指す。
乳児期は真性包茎の状態が正常であり、成長するにしたがって自然と剥けるようになる。成人しても亀頭と包皮が癒着していたり、包皮口が狭いことで剥けない場合は治療が必要な真性包茎である。
真性包茎は包皮の内側を洗うことができず恥垢が溜りやすく不衛生である。そのため、皮膚炎や感染症を患うリスクが高まる。
真性包茎の最大のデメリットは性行為時である。コンドームがうまく装着できなかったり、挿入時に痛みを感じたり、性病をうつす原因にもなる。「百害あって一利なし」とはまさに真性包茎のための言葉である。
真性包茎は保険治療が適用されるので人類繁栄のためにも1日でも早い治療をお勧めする。
男性だけでなく女性の包茎もある。陰核が包皮で覆われており、包皮を剥くことができる状態であれば仮性包茎、包皮を剥くことができない状態は真性包茎となる。
類語
- すぼけまら
- ほっかむり
- 皮かむり(かわかむり)
- 頬被り(ほおかぶり)
英語表記
- phimosis