「コンドーム」とは

意味

性交時に男性器に被せて使用する薄いゴム製の避妊用具。避妊だけでなく性病予防にも効果がある。　

解説

最古のコンドームは紀元前3000年頃といわれており、ヤギやブタの盲腸や膀胱を使用していた。時代によっては魚の浮き袋なども使われていたようである。

語源については諸説あるが、英国のチャールズ二世のお抱え医師の名前が「ドクター・コンドーム」であったことが有力な説とされる。

先端部に精液溜めと呼ばれる小さな袋状の突起があるため、コンドームを装着した状態で膣内射精をしても精液が膣内に注ぎ込まれることを防ぐ。

素材はラテックス・ポリウレタン・イソプレンラバーの3種類がある。中でもポリウレタンによって作られたものは0.01mmという驚きの薄さを実現している。

挿入時に0.01mmと0.02mmでは性的快感が大きく変わるため、装着しているのが分からないほどの超極薄タイプが商品化されることを全男性が願っている。

女性の膣内に装着する女性用コンドームも存在するが、装着が難しく手軽でないことや密着感がなく違和感があるなどの理由により、ほとんど普及していない。　