「射精 」とは

意味

読み方：しゃせい

男性（雄）の陰茎（生殖器）から精液を放出すること。

解説

魚類や両生類などの射精は「放精（ほうせい）」とも呼ばれる。

通常、射精は陰茎が勃起した状態で性的快感が最高潮に達した時に引き起こされる。射精時はオーガズムを伴い、幸福感を得る。

男性は射精がもたらす性的絶頂を貪欲に求めて生を全うしている。正に男性にとっての生きがいそのものと言っても決して大げさな表現ではない。この快楽なくして種の繁栄は不可能であり、人類の歴史は射精の歴史でもある。

射精に至るプロセスは、一般的に自慰行為や性行為などの手段を用いて性的興奮と性的刺激によってもたらされる。その他、睡眠中に射精する夢精や前立腺への直接刺激などによっても起こる。

射精の際には、精液が一連の筋肉の収縮により精管から尿道へ押し出される。放出された際の飛距離は禁欲期間が長いほどアップする。この飛距離は年齢とともに低下していく。

オナニーの世界大会こと『マスターベータソン』の精液飛達距離部門における公式世界記録は、2009年に「Mr. Flint Greasewood」が記録した5フィート4インチ（162.56cm）である。

個人差は大きいが、1回の射精液量は平均3.5ml（ティースプーン1杯程度）であり、精液に含まれる精子は約1億～4億といわれている。この中から熾烈な生存競争を勝ち抜き卵子と受精したのが、そう私たちなのである。

私たちは射精への感謝を忘れず、今日も生きていく。