意味
読み方:けつげばーがー
2006年10月に発生した、ファイル共有サイトによる画像データ流出事件の俗称。「ケツ毛」と「ハンバーガー」を合成した語である。
解説
事の発端は、ファイル共有サイト『share』を利用していた男性のパソコンがウイルスに感染したことであり、そこから交際相手である女性の卑猥な画像や個人情報がインターネット上に流出してしまう。
その女性の卑猥な画像の中で、お尻の間から陰毛がハミ出しているものに注目が集まる。まるでハンバーガーのバンズから毛が具材のようにハミ出しているようだと比喩され、ケツ毛バーガーと呼ばれるようになった。
当時は掲示板サイトの2ちゃんねるを中心にネット上でお祭り騒ぎとなった。さらにケツ毛バーガー画像は日刊ゲンダイの新聞記事でも取り上げられた他、事件を題材にした漫画作品も登場している。
この事件によって、被害者はインターネットを通じて社会的に抹殺されたといっても過言ではない。今もなおケツ毛バーガーは、ネット上に消えることのないデジタルタトゥーとして残っている。
明日は我が身と思い、セキュリティには最新の注意を払う必要がある。